人と犬とが共に支え合う社会を目指して
ご支援者の皆様へ

日頃は当団体に長きにわたりご支援いただき誠にありがとうございます。

1月に能登半島で大きな地震が起きました。当団体もいち早く富山県の危機管理防災センター石川獣医師会等に連絡を取り、富山県高岡市・氷見市・石川県七尾市・和倉・穴水市まで行って各避難所を回り、ペットに関してお困りの方等とお話をしてきました。また、皆様からお預かりしたフード・ケージ・ペットシーツなどを石川県獣医師会に届けました。そしてホームページ・フェイスブック等に被災動物の一時預かりの告知をいたしました。

最初に、輪島で被災された方から連絡がありました。家が全倒壊して避難所を転々とする中、ホテルへ移動することになったが、愛犬を連れていくことができない。翌日が移動日なので預かってもらえないかということでした。すぐお預かりに行くことができなかったので、金沢の友人である訓練士に一時預りを依頼し、翌日のホテル移動に間に合わせることができました。後日、その犬を金沢まで迎えに行き、飼い主様にお会いしに富山市へ移動(飼い主は現在金沢の避難所から富山市のホテルへ移動)。愛犬に会っていただき、今後のお話などして預かり誓約書を書いていただきセンターへ戻りました。

続いて、犬の相談があった石川県内灘町へ車で向かいました。液状化でほとんどの家が倒壊、道路もほとんど沈んで通行止めとなっており、迂回を繰り返して到着しました。預かりの犬は凶暴で、何度も飼い主を噛んでいる犬とのこと。他へ預けることは困難で、当センターは危険を承知でお預かりしました。

その後、猫の預かり相談なども来ています。被災地は仮設住宅もまだ足りませんが、今後落ち着いてくると、お預かりのペットのお話がますます増えてくるかと思います。

今回皆様にお願いしたいのは、当センターの犬舎修理へのご協力です。犬舎の老朽化が進んでおり、大きく修理をしなくては沢山の被災動物を預かることができない状態まできています。

早急に補修をして多くの被災動物をいつでも引き受ける状態にしたいと計画していますが、予算は250万円ほど必要です。時間がないので5月末より工事に入りたいと思います。

どうかご支援をよろしくお願いします。

支援の方法はこちら>

新着情報

私たちの活動

私たちは、介助犬・災害救助犬の育成や迷子になった動物の保護などをおこなうNPO法人です。ペットや働く犬について幅広い事業をおこなっており、しつけ教室から防災訓練イベントまで承ります。

  • 動物の適正飼育のための講演会・しつけ教室

    動物の適正飼育を知っていただくための講演会や訓練・しつけ教室を開催しています。

  • 動物飼育や訓練に関する無料相談・サポート

    適切な環境で動物を飼育するためのあらゆる相談を無料で承っております。

  • 迷子や捨てられた動物の保護・里親探し

    迷子になった動物や捨てられた動物を保護し、里親探し・譲渡会もおこないます。

  • 介助犬や災害救助犬の訓練

    犬たちの性格や素質を見極めながら、介助犬や災害救助犬の訓練をおこない育成します。

  • 高齢の動物の介護・保護

    ご家族に代わって、年老いた動物の介護を設備の整った介護施設でおこないます。

  • 被災した動物の保護

    地震や台風などの災害により飼うことができなくなった動物たちを無償で保護します。

※一部負担金が発生します。

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