活動報告

【被災地支援】能登半島地震

2024年1月1日に能登半島で大地震が発生したことを受け、9日に石川県南部と富山県へ向かいました。
ペットとの同行避難に課題の多い現在の日本では、家族であるペットを泣く泣く自宅に置き去りにして避難所で暮らし、ペットのお世話に苦労している方がたくさんいます。

当センターでは、こうした被災ペットの問題に10年以上前から向き合ってきました。
東日本大震災では48頭、熊本地震では10頭の被災犬を預かってお世話し、年に数回は犬たちが家族と会えるよう里帰りを続けています。

能登半島地震では、氷見市、七尾市、穴水市の避難所をめぐって飼い主さんのニーズを聞き取り、ペットの受け入れを探りました。
また、支援物資を石川県獣医師会仮倉庫へ運ぶなど、地域の方々と連携して活動しました。

復興は一朝一夕ではできません。
今もなおペットと離れて暮らすしかない人、行き場のないペット、追い詰められている人や動物がたくさんいます。
2月には、4回目となる現地入りをしました。
愛猫の一時預かりの相談などもあり、これから増えるであろう受け入れに向けて準備を進めています。

施設の修繕・維持や、動物たちの散歩・食事・医療受診などのお世話がますます必要になります。
皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。